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性教育講話(2学年)

 令和5年12月20日(水)4校時 視聴覚室にて、2学年を対象に「性教育講話」が行われました。

 これは、性の多様性や異性との関わり方について学び、人間尊重の精神に基づく豊かな人間関係を築くことができるようにすることや、性感染症の予防について知識を深め、望ましい行動選択できるようにすることを目的として行っているものです。


 今回は宮古保健所より、保健師の山本様をお迎えしてお話をいただきました。

思春期とは・・・

 講話の中では、年齢とともに「性意識」は変化していくこと、それと並行して「こころ」や「からだ」も変化していくことをお話しいただきました。

これらの変化は、とても自然なことなのです。

 また、からだの性とこころの性は、必ずしも一致するものでなく、そのあり方は人それぞれであることも教えていただきました。

「今日からできること」を意識してみよう!

 次に、思春期を過ぎていつかは自分たちが ”親” になるときのために…ということで、「妊婦体験」もさせていただきました。

「妊婦体験ジャケット」を装着します。
Q「靴ひもは結べますか?」
A「自分では無理です。」
妊婦さんは足元が見えづらいので、「周りの人のサポート」が大切なんですね。
僕・私の5年後・・・

 体験後は、自分たちの5年後を想像した上で、人工妊娠中絶の規程や「望まない妊娠」を避ける方法について学びました。
 そのためにも、思春期の男女交際で大事なこととして「男の子も女の子も相手に対する優しさをもつこと」について教えていただきました。
具体的には・・・

  • 男の子は「気持ちを抑える勇気」をもつこと

  • 女の子は「はっきりと断る勇気」をもつこと が大切なんですね。


 今回の講話を踏まえて、生と性について正しい知識を学ぶことができました。
生徒の皆さんには、「お互いを尊重する心」を忘れずに、「未来の自分のために今の自分ができること」を意識した生活をしてほしいと感じました。

 最後になりましたが、今回の性教育講話開催にご協力いただいた山本様、お忙しい中貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
 

みんなにも読んでほしいですか?

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