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令和5年度 卒業式

 令和6年3月1日(金)、卒業生との別れを惜しむような名残雪が降る中、令和5年度 卒業式が行われました。


 当日は、同窓会長 畠山様、宮古市社会福祉協議会田老福祉センター長 藤田様、田老地区復興まちづくり協議会会長 田中様、田老第一中学校校長 高橋様、NPO法人みやっこベース理事長 早川様、旧職員 佐々木様のご臨席を賜りました。

卒業証書授与

 校長式辞では、校長先生自身が親となった経験を踏まえ、保護者の視点も交えてお祝いの言葉と、エールが贈られました。

校長式辞

 責任の重さにつぶれそうになった時、「スタートラインに立ち返る」ことで救われることがあります。
 進学・就職して辛くなった時、そんな時にも進学・就職を決めた時の純粋な気持ちを思いなおしてリスタートすることも同じです。初心忘るべからずとはよく言ったものです。また、責任感に押しつぶされそうになること以外にも、生きていれば辛いことも出てきます。そのような時、自分を奮い立たせてくれるのは、それまで自分が積み重ねてきた体験・経験であろうと私は考えております。特に辛かったけれども乗り越えた経験は、心の支えになります。本日卒業される卒業生の皆さんは、自分では気づいてないかもしれませんが、高校時代素晴らしい経験を積んでこられました。卒業後も、学び続ける姿勢を常に持ち、卒業後も素晴らしい体験・経験をしてください。

ー 校長式辞より一部抜粋 ー

  
 PTA会長 飯塚様からは、保護者を代表して『私たち親も先生方も、一生、皆様の応援団です。皆様には、賢い頭と、何でも掴める手と、どこまでも歩くことができる足があります。あなたの、ブレインワーク、ハンドワーク、フットワークを使ってあなただけの人生を謳歌してください。』と、暖かいエールが送られました。
   

 同窓会長 畠山様からは、晴れて同窓生となった卒業生と共にさらなる宮古北高校の発展を願い、『校訓である「誠実 剛健 進取」の教えをしっかりと胸に刻み、新たな人生に向かって堂々と旅立ってください』とお祝いの言葉をいただきました。

来賓祝辞 同窓会長 畠山様

「送辞」・「答辞」は、ともに代表生徒の思いがこもった言葉に、目頭が熱くなりました。

在校生代表「送辞」 2年佐々木さん

 本校最大の行事である宮北祭では、コロナ禍以前に近い形での開催となり、地域の方々を含めたくさんの方に楽しんでいただけました。
 そんな、「当たり前の日々」を取り戻しつつある一方、私たちが経験したことのない学校行事をもう一度作っていかなければならない状況下で、先輩方はいつも明るく過ごされていました。生徒会活動では、どれほど忙しくても笑顔を絶やさず、私たち後輩が大変そうにしているのに気が付くと、私たちのことも笑顔にしてくださり、数多くの場面で救われました。優しく包み込むような笑顔で励ましてくださった先輩の姿は、いつも私たちの目標でした。本当にありがとうございました。

ー 送辞より一部抜粋 ー
卒業生代表「答辞」 3年山根さん

 在校生の皆さんには、「どんな壁が立ちはだかっても前を向いて少しずつ進めば、必ず道は開ける」ということを伝えたいです。そして、宮古北高校でしかできないことをたくさん経験してください。在校生の皆さんが宮古北高校の良き伝統を受け継ぎ、さらに地域の方々から応援されるこれからの宮古北高校を創り上げてくれることを願っています。
 そして宮古北高校で出会った友人たちへ。自分では表情に出しているつもりはなくても、微妙な変化に気づいて声をかけてくれたり、親身に相談に乗ってくれたり、何気なく心に響く言葉をくれたり、本当に最高の仲間に囲まれているのだと幾度となく感じました。何気なく交わしていたやりとりがなくなると思うと涙があふれてきます。「一回の人生で出会える人の数は決まっている」という言葉があります。これが本当なら、この学校に入学して本当に良かったと思います。本当に出会ってくれてありがとう。

ー 答辞より一部抜粋 ー

卒業生退場

最後のHR
学年団の先生方から
旧職員 佐々木先生から
担任の先生から

 保護者とご来賓の皆様、在校生・職員に見守られ、12名の卒業生が学び舎を巣立っていきました。
卒業生の皆さんの今後のご活躍を、生徒・職員一同心より応援しています。

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